SYMPHONY X
1994年、アメリカはニュージャージー州にてマイケル・ロメオ(g)を中心に結成。同年、早くも彼らはデビュー・アルバム「SYMPHONY X」を発表。その僅か8ヶ月後には、シンガーを現在のラッセル・アレンにチェンジし、2ndアルバム「THE DAMNATION GAME」をリリースした。
96年、3rdアルバム「THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY」をリリース。この作品はヨーロッパで高い評価を受け、各音楽雑誌の読者投票でも素晴らしい反応を獲得。その称号は、『世界一素晴らしいプログレッシヴ・メタル・バンド』や、『今年最高のプログレッシヴ・メタル・アルバム』など、バンドを一躍そのシーンの注目バンドに押し上げた。98年には、4thアルバム「TWILIGHT IN OLYMPUS」を携え、初来日公演を行う。
その後もアルバム・リリースやツアー実施など精力的に活動を続け、05年にはMEGADETHのデイヴ・ムステイン主宰のGIGANTOUR第1回目に参戦。DREAM THEATERやANTHRAX、FEAR FACTORY、NEVERMOREら猛者たちとしのぎを削った。そして07年、通算7作目のアルバム「PALADISE LOST」を発表する。北米だけで60,000枚のセールスを記録するヒット作に。そしてDREAM THEATERのツアーのスペシャル・ゲストも務めた。
2014年1月には、メタル・クルーズ『70000 Tons of Metal』に参加。同年8月には、カナダの『Heavy Montreal』に、METALLICA、SLAYERらと出演。2014年の『LOUD PARK』出演がアナウンスされファンを歓喜させたが、新作の制作を優先し、苦渋の選択の末にキャンセル。そして2015年に通算9作目「UNDERWORLD」をリリース。その新作を引っ提げて、プログレッシヴ・メタル界の大物が18年振りに日本の地を踏む。