GLAMOUR OF THE KILL
03年に英国はヨークにて結成されたTHE RED ROOM THEORYが母体となり、デイヴィー・リッチモンド、クリス・ゴマーソン、マイク・キングスウッド、ベン・トムソンという同じメンバーで、07年にGLAMOUR OF THE KILLへと名前を変える。
同年、GOTKとして自主制作したデモEP「THROUGH THE DARK THEY MARCH」が、英国メタル専門誌『METAL HAMMER』で10点満点中10点を獲得。そのEPのリリースに伴い、BULLET FOR MY VALENTINEやAVENGED SEVENFOLDら、それぞれのツアーにサポートとして参加し、イギリス国内をまわる。他には、STILL REMAINSやSAOSINらとライヴを行うなど活動。08年1月には、『KERRANG!』主宰の『Most Wanted! Tour』において、DARKEST HOURのサポート・アクトとして約1ヶ月にわたりイギリス国内をツアー。それが終わると、すぐさまEPのレコーディングを開始し、2月上旬には終了。3月からは、AS I LAY DYINGとともにイギリスをツアーする。そして6月には、未デビューにも関わらず、『DOWNLOAD FESTIVAL 2008』のメイン・ステージに抜擢される。
その直後の08年6月23日に、イギリスのSiege of Amida Recordsから6曲入りのEP「GLAMOUR OF THE KILL」をリリース。デモEP「THROUGH THE DARK THEY MARCH」に収録されていた人気楽曲“Rise From Your Grave”をリレコーディングし、こちらに再収録した。同年7月16日発行の『KERRANG!』の付録CD「MAIDEN HEAVEN」で、IRON MAIDENの“2 Minutes To Midnight”をカヴァーしたことが話題となり、その直前にリリースされたセルフ・タイトルEPが、輸入盤にも関わらず、日本国内だけで、5,000枚を超えるセールスを記録する。そして、08年後半から、デビュー・フルレングス・アルバムの曲作りを開始する。ちなみに当時は、Davey Death、Chris Carnage、Mikey Massacre、Ben Brutalと各々名乗っていた。
09年は1月にESCAPE THE FATEと、3月からはWEDNESDAY 13と英国をツアーする。7月29日に、『KERRANG! Awards Show』で、DRAGONFORCE、STONE GODSとともに出演する予定であったが、これがキャンセル。その後の『SONISPHERE FESTIVAL 2009』には出演。そして11月から年内いっぱいにわたり、DRAGONFORCEのサポートとしてUKツアーを実施する。
2010年3月からは、『In For The Kill Tour』と銘打ち、初のヘッドラインUKツアーを2ヶ月にわたり行う。6月には、オランダの『THE POWERFEST』、フィンランドの『SOUNA FESTIVAL』、さらに2008年にも出演した英国の『DOWNLOAD FESTIVAL 2010』に再び出演。
2011年1月、ついにデビュー・フルレングス・アルバム「THE SUMMONING」リリース。そして、2月中旬から4月初頭にかけての『The Summoning UK Tour』を実施した。2012年初頭には、ALESANA、WE CAME AS ROMANSらとヨーロッパ・ツアー。マイクは、BULLET FOR MY VALENTINEのマット・タック(vo,g)らとともにAXEWOUNDに参加し、アルバム「VALTURE」のリリースや、ライヴなどでも活動した。GLAMOUR OF THE KILLとしては、同年秋に『Inked Music Tour』と銘打った、ALESANA、VAMPIRES EVERYWHERE!らも参加した米国ツアーに同行。同時期から、ニュー・アルバムの制作を開始する・
そして2013年9月、待望の2ndアルバム「SAVAGES」を発表する。その前の6月には、3度目の『Download Festival』に出演し、PAPA ROACHとのヨーロピアン・ツアーも。