続くGigantourステージは日本代表、Dir en grey。
ヴィジュアル系とも呼ばれた彼のラウドパーク出演には、一部で批判的な意見もあった。しかし、実際にステージを見ればいかに下らない批判であるかが分かる。なぜ彼らが並みいる強豪の中でメインステージを任され、なぜヨーロッパで数千人の動員をし、なぜアメリカでKornらと全米を回ったのかを、全てを納得させるステージだった。そのヘヴィネスは間違いなく世界と対等以上に戦えるということを確信した。
完全に空気が変わった。それは、女子の歓声が多いというだけでなく、ディルの音楽性とパフォーマンスの中身だ。排他的で暴力的。フェスの雰囲気を一変させる存在感がある。いつものごとく、血まみれで狂気の宿るパフォーマンスを見せてもらった。
-SET LIST-
朔-saku-
Agitated Screams Of Maggots
Beautiful Dirt
THE FINAL
孤独に死す、故に孤独。
Merciless Cult
dead tree
OBSCURE
凌辱の雨
CLEVER SLEAZOID
THE III D EMPIRE